魚と鳩はかく言い給えり

皆さんの多くは預言者ヨナについて耳にしたことがあると思います。彼は聖書が「魚」と呼ぶものに飲み込まれ、クジラのタクシーに乗った預言者です。ヨナと言う名前は鳩を意味します。神は彼をメッセンジャーの鳩として呼び寄せ、ニネベと呼ばれる街に住んでいた態度が悪く、かたくなで、真実にここを閉ざした人々へ遣わしました。ニネベは、その本質的な品格、モラル、人としての正しさにおいては蛇の腹よりも低く堕落していました。要約して言うなら、神は「ヨナ、ニネベへと飛び、私に代わって彼らに対して、彼らは救いが必要で、大変なことになると伝えよ。」と言ったのです。

神のメッセージを携えてニネベへと飛び立つ愛らしい鳩になる代わりに、ヨナはニネベから逃げました。彼は船に乗り、船賃を払い、反対側へと向かったのです。聖書は「しかしヨナは、主の御顔を避けてタルシシュへのがれようとし、」と述べています。

ヨナはニネベの振る舞いと、意地悪さが好きではありませんでした。時として、神によって選ばれた預言者は、神の性質と品格を見誤るのです。聖書はこう言っています。「私は、あなたが情け深くあわれみ深い神であり、怒るのにおそく、恵み豊かであり、わざわいを思い直されることを知っていたからです。」(ヨナ書4:2) ヨナは神に対してNoと言いました。その言葉は彼を神の臨在に近づけるよりも、彼から神の臨在を遠ざけることになりました。ここに私たちは、神がしてほしいと願うことを聞きながらも、その正反対のことを実行した、神によって召された神の預言者の例を見ているのです。それはまるで昔のカントリーウェスタンの歌にあるように、カウボーイが何か馬鹿げたことをするようなものです。後になって彼が思うことは「オレは何を考えていたんだ?」なのです。

今日、人々の頭の中の考えることを誰が知ることができるでしょうか? 私はこんなポスターを見つけました。「1.6キロを歩く間に、私の靴の中に入って煩わせないで。それはつまんない。私の頭の中で30秒過ごして。直ちにあなたを発狂させてあげる。」女性の頭の中に何が時々あるか、想像してください。何故、ピザが丸いのに、四角い箱に入っていて、食べる時は三角形なのかを理解をしたら、あなたは女性を理解できるのです。ちょっとからかっているだけです。昨今のCOVID19の日々で私たちを混乱させているのは、買い物かもしれません。私からのアドバイスは、店に行ったら、そこでその気にさせられないようにしましょうということです。あれは悪徳商法です。彼らは私たちの頭の中の記憶を消しているのです。例えば、パンと卵を私が買いに行くのですが、家に帰る時にはブルベリーアイスクリームとスニッカーズのキャンディを手にしているのです。

「オレは何を考えていたんだ?」と思うヨナと彼の乗る船に次に起きたことは何でしょうか? 船は大嵐にあい、船に乗っている人々全員を死の恐怖に陥れたのです。乗客たちはヨナが主から逃げようとしており、その彼の不服従がこの事態を引き起こしていることに気づいたのです。ヨナはニネベと神についての問題の結果として、嵐が来ている事を認めたのです。

それは素晴らしいことではないでしょうか? 神が私たちを任命したことや、為すように命じた事から逃げだす時、他人にも影響が及ぶのです。ヨナは人々により船から放り出されました。ヨナが水面に落ちたとき、彼は特注の魚のスーパークルーザーの口の中にちょうど落ち、飲み込まれてしまったのです。魚の中において、リバイバルが起きました。ヨナは助けを求めて泣き、自分がニネベに語ることの結末と同じ慈悲を神からもらったのです。危機とは「神様、私を助けて、私を救って、私に慈悲をください。ここから出してくれたら、ニネベに行きます。」何か身に覚えはありませんか?

ヨナは地中海で三日間、タクシーに乗り、彼の目的地、召されたところ、ビジョンの場所、定められた場所まで運んでもらったのです。その魚はニネベの近くの海岸で彼を吐き出したのです。考えてみてください。魚は時として食あたりを起こし、人を気持ち悪くさせます。今回は人が魚を気持ち悪くさせたのです。私は巨大なスピーカーがこう叫んでいるのを耳にしているようです。「この時、ヨナは信仰的にとても小さかったので、熱帯魚も彼を飲み込めるほどだった。」

教訓;神が私たちを止め置く場所におこうとするのを直そうとする時、自分が神が自身を留め置こうとして直そうとしている場所をさらに直そうとするなら、神は別の方法でそれを直そうとするのです。私たちが神から逃げようとするなら、私たちは決してその逃げようとする場所にたどり着くことはなく、単に自分の船賃を無駄に払うだけなのです。

そして、ヨナは渋々神のメッセージをニネベの人々に伝えました。そして何が起きたのでしょう? 人々は悔い改め、自分勝手な振る舞いとふざけた行いを止めたのです。その結果、彼らは自分で自分を縛り付けていた束縛から解放されたのです。そして街は変えられ、再び蘇りました。そのリバイバルはヨナを良かったと思うべきでした。しかし自分の人生には関係なかったのです。ヨナは非常に怒り、自分の頭の上にあった昆布が煮えるほどでした。彼は人々への叱責をしたかったのであり、解放をしたかったのではないのです。ヨナは神が彼らを裁き、彼らに一つか二つの懲らしめをしたかったのです。

私たちがトラブルに陥った時、私たちが慈悲と赦しを乞うのは興味深いことではないでしょうか? 私たちは死文の嫌いな人々が、何かを必要としていたり、私たちの信仰の道を信じないとき、裁きを求めるのです。私たちは神に彼らを裁き、非難してほしいと思うのです。神はここで何を考えていたのでしょうか? その慈悲は、裁きの上に勝利を収めているのです。私たちの選択には結果が伴うのですが、しかし神はそれを常に最後の手段とするのです。そして神について知識として知りながらも、神を知らないことはありえるのです。そして、私たちを貶める同じようなことが、私たちを高めることもあり、それはヨナとニネベの関係のようであったりするのです。ですから、

神の意志を拒否するクリスチャンに関しての私たちの信仰を、私たちは心の中に閉じ込めて捨ててはならないのです。同じように、その進む方向を変えようとしない世代の人々を見捨ててもいけないのです。神は全能であり、その民を正し歩む向きを変えるのであり、そして神を知らない人々に対する救いと悔い改めも同様なのです。私たちの現在の状況は私たちが進むことのできる方向を決定はしないのです。それは私たちがスタートできる場所にほとんど影響しないのです。魚と鳩はかく申し上げています。

エド・デルフ/Ed Delph CCC September 28, 2020

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