誰もが必要な贈り物
- yoichi
- May 11, 2019
- 2 min read
Updated: May 18, 2019
私は今まで神が多くの罪、裏切り、失望や暗い過去といった素材を使って恵みのトロフィーを作るのを見てきました。多くの人は裁きたがりますが、神は罪ある人も罪の無い人も助け、回復し、修復し、再建したいと願っています。誰が書いたか分からないのですが、私が言いたいことを描いた話がここにあります。
ある夜、ある教会の礼拝で若い女性が神様から導かれました。彼女は、神の召しに答えてイエスキリストを主であり、救い主であると受け入れました。その若い女性は、アルコール中毒、麻薬や売春をも含む非常に暗い過去を持っていました。しかし、彼女の中の変化ははっきりしていました。時が経つにつれ、彼女はその教会の信仰深いメンバーの一人になっていました。そして、ついには若い子ども達を教える役割をするようになりました。
この若い信仰深い女性が、牧師の息子の心と目を奪うまでに長い時間はかかりませんでした。関係は深まり、結婚を考えるようになりました。そして、問題が起きました。お分かりでしょう。教会の半分の人々が彼女のような過去を持つ女性が牧師の息子の嫁に相応しいとは思わなかったのです。
教会の人々はこのことで議論を激しく交わしました。そして、彼らはミーティングを開くことにしました。人々が議論を繰り返し緊張が高まるにつれて、ミーティングは誰の手にも負えなくなりました。その若い女性は、自身の過去について持ち出される色々なことに心を乱しました。
彼女が泣き始めると牧師の息子が立ち上がり話し始めました。彼は自分の妻がこうあるべきだと人々が勝手に思い描いていることに我慢できなくなったのです。彼は次のように述べました。「私の婚約者の過去は、今ここに裁かれている話ではないのです。皆さんが今、問いかけているのは、イエスキリストの血潮が、どれだけの罪を洗い流すことが出来るかを議論しているのです。今日、皆さんはイエスキリストの血潮を裁いてしまいました。このことは、十字架の血で洗い清められる罪でしょうか、どうでしょうか?」
人々はイエスキリストを神がまさに世に送りなされた事を忘れていたことに気付き、教会全体がすすり泣き始めました。
ヨハネの福音書 3:16 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

Comments