誕生日を良いものに;チャンスを手にしましょう

私がこの世で気に入っている人の中の一人は、この7月21日に80歳の誕生日を祝う義理の兄です。私は80歳の若さになるビルを、読者の皆さんと共に誕生日について一段高い視点をもって励まそうと思いました。

何年か前、私の誕生日に私は一つのエッセイを読み、圧倒されました。それは私の友人で同僚であるGregory Lan Ijiwola牧師により書かれ、彼のFacebookに掲載されていたものです。

彼はナイジェリア生まれで、私が今まで出会った中でクリスチャンとしての最も素晴らしい手本です。彼と彼の妻Deboは南シカゴ地区で地域社会を変革していく素晴らしい教会を建て上げるのに捧げてきました。アフリカ系の方々をご存知なら、彼らは素晴らしい言葉の言い回しや思い描き方で西洋系の人々が想像もしないような形でコンセプトを表現するのです。

私がエッセイを読んでいると、私は彼の真実さ、健全さ、人間味、大胆さに圧倒されました。彼が自分の誕生日について書いていたものは、Happy Birthday to Meというタイトルでした。それは疑いもなく自分に対する言い訳のものではありませんでした。普通人々はHappy Birthday to Youと歌います。しかしGregoryは私たち皆が学ぶことが出来る何か特別なものを感じて描き出したのです。以下にそのエッセイがあります。

「私は失敗し、そして成功した。私は落ちて、そして立ち上がった。私は不足していて、そしてたくさんを手にした。私は愛し、そして愛することに苦闘している。私は夢を見て、そして疑った。私は笑い、そして泣いた。私は恐れ、そしていとおしく思った。

私は戦い、私は和解をした。私は砕かれ、私は回復した。私は友人とされ、嫌われた。私は悲しかったが、喜びもあった。私は失望したが、希望もあった。私は助け、助けられた。私は失ったが、手に入れた。私は与えられ、取り上げられた。私は寒かったが、私は熱かった。私は去ったが、私はとどまった。私は不満を言われたが、称えられた。私はばかげたことをしたが、賢くもあった。

全てを通して、私は生きている。私は愛された。私は救われた。私は旅路の途中にある。私はあきらめていない、立ち止まっていない、曲がってもいない。私はGregory Lan Ijiwola。常に前に進んでいる。いつも夢を見ている。いつも立ち上がっている。いつも前に進んでいる。いつもいつくしんでいる。いつも希望を持っている。いつも感謝に満ちている。Happy birthday to me!」

さあどうでしょう? リフレッシュしましたか? Happy birthday to me。読んでいる方の中にはGregory牧師の言葉が必要かもしれません。Gregory牧師のように、皆さんは試練や困難を乗り越えてきたのです。自分の選択が原因のキズや困難もあったでしょう。あるいはそうでないものもあったでしょう。上り下り、そして迷ったこともあるでしょう。今、蛇の腹よりも低く自分を感じているかもしれません。しかし、あなたはそこに存在するのです。あなたは生きているのです。今のところ、皆さんは最悪の日々を100%生きているのです。私たちは誰一人として完ぺきではありません。私たちは間違いを犯すのです。私たちは人を嫌い、嫌われもするのです。私たちは正しくもあり、間違えもするのです。

イエスはつまづきの石が人生には避けられないと言いました。試練がこの先にあるのです。イエスはこうも言っています。私たちの人生の困難の渦中にあって、神がなしていることに押しつぶされてしまわないものは幸いであると。昔からこう言われています。「山の頂はリーダーたちを駆り立てる。谷は彼らを成熟させる。」思い出してください。失敗はあざでしかなく、入れ墨ではないのです。砂粒がなければ真珠はできないのです。成熟と克服の世界にようこそ。私たちが年老いてしまう前に、成長しましょうということなのです。自分が賞味期限切れになる前に、何か目標に駆り立てられることを切望しましょう。今日はただの一日でしょうか? 最初の一日でしょうか? 乗り越える人になるのであり、乗り越えられてしまった人にならないようにしましょう。自分が決めるのです。

現実の話として、Gregory牧師は倒れたり失敗した時、かれは立ち上がりました。彼は回復しました。彼は学びました。そして彼は学びました。彼はこの先も決して完ぺきではないでしょう。彼は、後ろに下がることは、元に戻る道を切り開くことになるのだと悟っているのです。それが人生というものです。素晴らしいことが起こるのです。ゴミを出さない人は死人だけです。これは言い訳ではないのです。これは真の人生なのです。

Happy Birthday to Meは自分がだれであり、誰に属するかについての祝いなのです。しかしそれは「これは全ては自分のこと」というような自己中心ではないのです。Happy Birthday to Meは自分が学び、そして自分の失敗や、或いは他人が自分に対して犯した過ちから立ち直ることなのです。私たちは後ろを見ている限りは前には進めないのです。私たちは、赦し、恵みそして慈悲を自分と他人に与え続けてきているのです。人生は何かのイベントやゲームではありません。それはプロセスなのです。皆が飛行機で飛びながら飛行機を組み立てているようなものなのです。学習曲線はまっすぐではないのです。そうだと思うことから抜け出しましょう。

作家のBill Brysonは、現代に生き、後に歴史の中に入る全ての人々の存在について、特徴的なおかしな点について、コメントしました。

「自分の先祖の誰ひとりとして、押しつぶされる、動物の餌食になる、溺れる、餓死する、流され島に取り残される、どこかで身動きが取れなくなる、不運に怪我をする等のめにあわず、さらには遺伝子の組み合わせの連鎖を永続させるために、正しいパートナーと正しい時に遺伝子の小さな組み合わせを行うという彼らの人生の旅路からそれることがなかった結果、つまり究極時で、驚くべき、あまりに小さなチャンス、その全てが自分の中にあるのである。」言い換えるなら、主が私たちを創られたとき、主は私たちを見てこう言ったのです。「私はもう二度と同じことをしない」

誰か他人になろうとすることから今日、抜け出しましょう。何故? 他のすべての人は移り変わるからです。今日、皆さんに念押ししたいことは次の通りです。自分の誕生日がいつであろうとも、今日、今、へりくだりしかし自信をもって歌いましょう。「Happy Birthday to Me!」そしてビートルズのバージョンを歌いましょう。「I say it’s my birthday, well happy birthday to me.」これを歌うのを躊躇していますか? “Take a Cha—Cha – Cha – Chance!” と歌いましょう。

そして80歳ほどになったビル、そして皆さんの2021年にHappy birthday!

エド・デルフ/Ed Delph July 5, 2021, CCC

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