親しい友達関係 ; 通年植物でしょうか? 一年生植物でしょうか?
- Ed Delph

- Jun 3, 2021
- 5 min read

私は最近、アリゾナ州プレスコットに住む、友人であり不動産業を営むJoe Karcie氏が出す週刊ニュースレターで次の短いお話を読みました。彼はその週刊ニュースレターをMonday Morning Coffeeと呼んでいます。その短いお話は「どちらのバンケットがお好みですか?」というタイトルがついていました。読んでみてください。気に入ると思います。
「あなたが庭いじりで緑色になった指をしていようがどうだろうが、庭には通年植物と一年生植物の両方があるのです。一年生の季節の花はいくつかの理由で楽しいものです。1;種から芽を出し、2;最初の年に花を咲かせ、3;その色は鮮やかで最も心を和ませます。あまり丈夫ではなく、最初に霜が降りる頃には死に絶えます。毎年春、新しく種をまくか苗を植えるかしなければならないのです。
通年植物はまた別です。種から育ち、急速に成長することもなければ最初の年に花を咲かせることはまれなのです。その花は色が薄く、最初のころは良く見ないとわからないのです。冬には刈り込み、根は覆ってやらなければならず、春には肥料が必要なのです。毎年毎年繰り返し、より強い根を持ち、より素晴らしい美しさを備え、豊かな成長をしていくのです。時と共に、目立つようになりながら、繁栄していくのです。冬がどれだけ寒くても、活気をもって復活してくるのです。
友人関係やビジネスの関係は花のようではなく、ましてや通年植物や単年植物とも違います。非常に早く咲き誇り、非常に楽しい経験をし、そして最初のトラブルがきっかけで急速に消えていくのです。
ある人は、敬意と信頼を築きながらより緩やかに成長します。彼らは目立つ印象や息を止めるような印象を残したりはしないが、一貫しており、信頼でき、逆境という試練を迎えたときにも決して消えることのない温かい炎を生み出す。その関係は時間と共に成長し、永続的な美しさを豊かに生み出すのです。
ビジネスにおいては、個人的な人間関係と同じように、人生の最も良いものは時間と人に対するケアと共にやってくるのです。自分の人生の庭を春の庭と同じように例えて計画するなら、通年植物に注目してはいかがでしょうか? 忍耐を加えることで、甘い香りがやがて漂うことを期待できるのです。
この短いお話の中で最も良いことは、これは正しく、実際に当てはまることだということです。私たちはこの通年植物を今日、直ちに育てることが出来るのです。私は自分が牧会していた時のことを思い出します。教会で献金の時間が来た時、私は献金にこのように近づいていました。「私は単に献金を高く掲げて捧げるのではなく、友人を高く掲げて捧げます。」
人生とは友人関係の列車のようなものです。人々は乗ったり降りたりします。私たちは五分間だけの友人も持つでしょうし、50年来の友人を持ったりもするでしょう。人々が乗ってくるときもあれば、降りていくときもあるのです。それは私たちがしたことと関係あるかもしれませんし、ないかもしれないのです。しかし、何があっても、人生での友人関係は基本で大切なのです。私たちは、友人は変わるものだと理解していれば、友人を変える必要はないのです。
人々は友人関係に二つのことを求めます。幸せと満足感。賢人たちが学んだこととは、人生とは、人々との意味ある友人関係の産物だということです。人々は私たちが言ったことや、やったことさえも覚えていないのです。人々は私たちの周りにいたときにどう感じたかしか覚えていないのです。彼らは私たちの心の鼓動を捉えているのです。
友人関係には四つの種類があるのです。1.面識のある友人 2.カジュアルな友人、3.親しい友人、4.親密な友人。私が言う親密な友人とは性的な関係ではありません。私は聖書が言う「兄弟よりも親密な者」(箴言18:24)です。
以下に聖書の言葉があります。「滅びに至らせる友人たちもあれば、兄弟よりも親密な者もいる。」(箴言18:24) 別の聖句はこう言っています。「友はどんなときにも愛するものだ。兄弟は苦しみを分け合うために生まれる。」(箴言17:17) 言い換えるなら、男だろうが女だろうが、単なる対等な雰囲気の友人ではない友人がいるということです。問題が襲ってきたとき、親しい友人は自分に向かって近寄ってくるのであり、遠ざからないのです。自分の友人から、少しの助けを得るのです。
イエスは親しく親密な友人の価値を知っていました。ヨハネ15:15では弟子たちにイエスはこう言っています。「わたしはもはや、あなたがたをしもべとは呼びません。しもべは主人のすることを知らないからです。わたしはあなたがたを友と呼びました。なぜなら父から聞いたことをみな、あなたがたに知らせたからです。」結婚は単なる関係ではないのです。それは親密な友人関係なのです。「これが私の愛する方、これが私の連れ合いです。」(雅歌5:16)
しかし友人関係は、人々が友人関係の為に努力しないと成り立たないのです。それは人は友人関係に投資をしないといけないことを意味するのです。最初の投資の後、面識のある友人はカジュアルな友人に変わりえるのです。続いて、カジュアルな友人が親しい友人に変わるのです。そして、おそらくはその親しい友人が親密な友人に変わるのです。それが自分のキャリアの中であろうが、結婚の中であろうが、私生活の中であろうが、その友人関係を耕すのです。友人関係に最高のビタミンはB-1(be one;一番であること)なのです。
人の友人関係の列車は、先ほどの四つの友人関係のカテゴリを含めて、乗ってきたり、降りて行ったりするのです。多くの人々が求めているのは、「兄弟よりも親密な」友人関係なのです。人々は一年生植物ではなく、通年性植物を望んでいるのです。これをこのように言わせてください。友人たちとは、海の波のように行ったり来たりする。しかし、本当の、親密な友人はあなたの顔に張り付いているタコのようにずっといるのです。
皆さんはこれからどこへ行くのでしょう? 春になりました。外に出て、多年草を世話をしいくつかの一年生植物を育てましょう。さあ、これで少しリフレッシュしましたか?
エド・デルフ/Ed Delph May 24, 2021, CCC
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