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船が間違えた方向に進んでいる時は、一生懸命漕いでも意味がない

  • Writer: Ed Delph
    Ed Delph
  • Sep 20, 2020
  • 6 min read

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このタイトルはいかがでしようか? 組織論者の大前研一氏が効率的であることと、効果的であることの違いを述べた言葉です。

皆さんは先週、「自分の地域の為に今、一緒に集まりましょう」と言うタイトルのお話を読んだと思います。私はそれを読んで、「あっぱれだ」と言う人々から多くのコメントを頂きました。皆さんはそのお話の中で、何度か「価値」という言葉をいろいろな形で使ったことに気づいたと思います。私は本質的な品格となる価値観、伝統的な価値観、教会が貢献する価値観、本質的を作り上げる価値観等です。私たちを効率的で効果的にする価値観について少し思いめぐらしましょう。

皆さんが何かの組織のリーダーだとします。皆さんが与えられた仕事を成果が出るように効率的にしようとするとします。どのような部下を持ちたいでしょうか? 注意深い部下ですか、おっちょこちょいな部下ですか? 情熱的な教師でしょうか? それとも無頓着な教師でしょうか? 勤勉な部下でしょうか、不精な部下でしょうか? 秩序を持った銀行員でしょうか? わけのわからない銀行員でしょうか? 思慮深いテレビニュースのキャスターでしょうか? それとも不完全で勇み足のコメントをするキャスターでしょうか?

働く側としては、どちらの方を選びますか? 寛大な雇用主ですか、ケチな雇用主ですか? よく見ている校長先生ですか? 散漫な校長先生ですか? いつも嘘をつく政治家ですか? いつも真実を語る政治家ですか? 賢い公務員の上司ですか? 頭の悪い公務員の上司ですか?

皆さん、お分かりだと思います。多くの人は、自分の上に降りかかった時、皆に最善であるそのような価値観が欲しいと思うのです。これらの価値観は古臭いものでも、無関係なものでもないのです。正しくつくわれ、賢く用いられるなら、神により与えられるものなのです。どうしてそれらの真実で、称賛されるべきで、正しく、純粋で、正しい価値観が私たちのために働くのか説明させてください。

何年か前、私はケニアのナカルにある大きな教会で講演していました。オーストラリアのシドニーの夏季オリンピックの直前でした。それは私にとって8回目のケニア訪問でした。ケニアの人々は命輝き、ビジョンを持っていました。彼らはそれを語り、信じていました。しかし、一つ問題がありました。誰ひとりとして、そのビジョンを達成した人はいないのです。もちろん、これはケニアだけの問題ではありません。多くの人は、ビジョンを語ることはできても、それを実行に移すことに苦しんでいるのです。

その国のプライドの源が4年に一度のオリンピックでのマラソンにあると悟り、私は彼らがビジョンと価値観をどのように一緒に働かせるか理解させるためのポイントを突きました。ある映画館で開かれた会合で1000人以上のケニア人を前に立ち、次の質問をしたのです。「この中のケニア人で今年のオリンピックのマラソンで金をとれるビジョンを持っている人はどれくらいいますか?」一瞬の迷いもなく、人々は立ち上がり15分ほど、歓声を上げお騒ぎをしました。彼らはビジョンを持っていました。そして私は聞いたのです。「そして、ここにいる人々の中で、ケニア人がマラソンで金を取れるDNAを持っていると信じている人はどのくらいいますか?」さらに15分ほど、歓声と騒ぎのリバイバルが続きました。

そして次の質問です。「さて、一人のケニア人の事を考えましょう。彼はマラソンで金を取るビジョンがあり、彼はマラソンで金をとれるDNAを持ち、しかし練習をしません。かれはマラソンで金をとるビジョンを現実にできるでしょうか?」静けさが群衆を覆いました。リバイバルの騒ぎはもうありませんでした。かれらは、あっと気づいた瞬間を手にし、解き明かしのリバイバルに入ったのです。

以下に私たちが学ぶべき教訓があります。私たちはビジョンを持つことができ、成功するためのDNAの中にそれを持ちながら、しかし内面に正しい価値観を持たないなら、私たちのビジョンは現実にならないのです。ケニアのケースにおいては、彼又は彼女は偉大なビジョンを持ち、確かに彼らのDNAの中にそれを持ち、しかし、自分は練習しないが故にマラソンで自分自身は金が取れないのです。

自分たちの人生に当てはめて考えてみましょう。私たちはその望みやゴールにビジョンによって焦点を当てたとしても、それは価値観によって動かされるものなのです。価値観はビジョンにとっての最善の友人であり、最悪の敵なのです。私たちの多くは成功したいと思うのですが、そこに至るための適切な価値観が欠けているのです。価値観により動かされた行動と、それが生み出すものが欠けているのです。価値観は確信、或いは基準をしっかりと保ち続けるものなのです。

私たちの内なる価値観は意思決定、リスクを取ること、ゴールの設定、葛藤の解決、問題解決、優先順位の決定、役割の明確化、リソースの活用に影響を与えるのです。ビジョンは人々を鼓舞するのであり、それがアウトプットなのです。価値観はビジョンのビジョンを実行させるのであり、それは成果になっていくのです。

私たちは成就されていない可能性を成就された現実へとどう変えていくのでしょうか? 私たちは自分を、その望んでいるビジョンへと連れていく正しい価値観を持つ必要があるのです。神は私たちをそのように動くように創れられたのです。ケニア人の男性や女性は、自己管理をしそれを核心的価値観として大切にすることで、オリンピックでのマラソンで金るメダルを取る確率を大きく高めることができるのです。自己管理は根です。オリンピックのマラソンで金メダルを取ることは、実なのです。

実際、2000年のシドニー夏季オリンピックでは、ケニア人が1位から三位までを独占しました。彼らはビジョンを語るだけから、ビジョンを実行するまでに到達したのです。どうやってでしょうか? 彼らはビジョンがあり、内面的な備えがあり、マラソンで勝つのに必要な価値観を持っていたのです。準備と汗により、彼らは鼓舞することから、その大志を成就するに至ったのです。

ケニア人の多くが、オリンピックのマラソンで金を取ることを夢見ながら決して練習しないのと同様、アメリカ合衆国は、そのリーダーを選ぶための価値観の大切な分岐点に差し掛かっています。

セオドア・ルーズベルトはこう述べています。「人の頭の中を教育しておきながら、モラルを教えないことは、社会への脅威を教育するのと同じだ。」Costa’s Fresh Produce社のLindsay Whiteはこう言っています。「私たちは以前は人々をその持つスキルを基準にして雇っていた。しかし、私たちは、そのような人々を品格の問題で解雇していかざるを得なくなることに気づいた。だから、私たちは人々をその品格(価値観)を基準に選び、スキルは後で教えることにした。」

忘れないでください。管理されていないビジョンはフラストレーションへとつながるのであり、特に汗を流しているケニア人とアメリカ人はそうなのです。何故でしょうか? ボートを間違えた方向に漕いでいるからなのです。

エド・デルフ/Ed Delph September 21, 2020 CCC Part 2 of 2

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