自分が何もできない時に何をすべきか

これはちょっとしたタイトルです。私はトイレットペーハーを全部買い占めてしまった人々がこう考えているに違いないと思うのです。「もし、トイレットペーハーがなかったらどうしようもない!」彼らは何をしたのでしょうか? COSTCOに駆け込み、棚の前で次々と立ち止まったのです。しかし、彼らがたどり着いた時、目にしたのは後に残ったトイレットペーパーがその売っていた場所をここだったと教えていただけでした。

トイレットペーハーを買い占めてしまうことは悪い結末を生むことはご承知でしょう。このFacebookの投稿を考えてみましょう。「私はこのトイレットペーパーを1ドル47セントで勝ったけど、あんたらにはどこで買ったか教えないよ。何故ならみんながこのトイレットペーパーに何をするか知っているから。」スーパーマーケットについていえば、パンの棚が空っぽになっていたのを見ましたか? この前までグルテンアレルギーの元だと非難され言われていたものがきれいになくなったのは面白いことです。このことを考えてください。もしあなたが家に閉じこもり、自分をきれいにし、人との距離を保っているなら、おめでとうございます。友よ、あなたは飼いネコになったのです。

皆さんに少し冗談を述べさせていただきありがとうございます。たった今、私たち皆が口に笑みを浮かべたと思います。そこにいる皆さんの多くがストレスを感じ、自分の無力を感じていると思います。しかし自分ができる事は何もないと感じる時でも、できる事はあるのです。その何かとは、何もできないし、そこから先も何もできない時に、印象的で、力強く、静かに結果を生み出すのです。

イエスがそのミニストリを始めたとき、当時のユダヤの多くの人々は自分には何もできないと感じていたのです。ローマ人が支配し、税金は高く、私たちは弱く、自分たちの宗教は規則や法律で制限されていました。そして、イエスがちょうど良い時に現れ、自分たちが何もできない時に何をすべきかを示したのです。そして、イエスは彼らミニストリを通して、そのモデルを示したのです。少し説明させてください。

私はイエスの下の弟子のひとりであったなら、さぞかし度肝を抜かれたと思います。イエスが教えた時、人々は圧倒されました。彼らは神の言葉を理解し始めました。イエスは彼らに対して一人一人に心に沁み込むように語ったのであり、単に言葉を発していたのではありません。それは生きたものであり、新鮮で、明瞭で、変革をもたらすものであり、実用的だったのです。

イエスのミニストリは言葉の中だけではありませんでした。それは行いにもありました。憐れみをもち、賢く、力強いものでした。数え切れない人々が癒されたのであり、それは当時最も必要とされていたものでした。何千人もが数切れのパンと数匹の魚で満たされました。肉体的な意味でも精神的信仰的な意味でも、耳の聞こえない人が聞こえるようになり、目の見えない人が見えるようになりました。大海原の嵐が静まりました。罪の行いの中でさえ、罪と罪びとが赦されました。神がどのような方であり、神とはなんであるかという精神的な霧が晴れ上がりました。神の御言葉と神の言葉が現実となり、明確なものとなり、永続的なものとなりました。それは人々を変えました。それは人々を「私たちにはできない」から「そうだ、私たちはできるのだ」へ、そして「そうだ、私たちはこれからそうする」に変えたのです。

弟子たちは、イエスがそれをどうやってそれができるのだろうかと、心で思いました。彼はどこでその力と知恵を手に入れたのか? 彼はその憐れみと愛をどこで手にしているのか?

何日も忙しい日々を過ごした後、彼らはイエスが決まってある場所に一人で行くのを見ていました。そして彼は戻ってきて、その後の日々は奇跡で満たされた日々を目にしたのです。そして夕方には、イエスある決まった場所に行くのでした。そして彼は戻ってきて、行くべきところへと行ったのでした。

「彼はそこで何をしているのだろう?」誰かがこう言ったことでしょう。「あ、彼は祈っている!」そして弟子たちは知る機会を頂いたのです。「あ、彼は夜に神に祈っている。そして朝になると伝道をしている。彼は、本部からその後の一日の行動について命令を受け取っているのだ。彼は神の声に耳を傾けているのであり、神にただ願っているのではないのだ。」

聖書は当時の弟子たちが、この点について気づいた時の様子について記しています。「さて、イエスはある所で祈っておられた。その祈りが終わると、弟子のひとりが、イエスに言った。「主よ。ヨハネが弟子たちに教えたように、私たちにも祈りを教えてください。」(ルカ11:1) あ、そうか! 祈りからミニストリ、憐れみ、先へ進む方向、力が来ているのです! 彼らの反応は「主よ、私たちに祈りを教えてください。」でした。言い換えるなら、私たちはあなたのようなミニストリのためのあなたのような祈りが欲しいのですと言ったのです。

弟子たちは祈りについて知っていました。彼らは自身が育ったシナゴーグで耳にした長く引き出されるような祈りを聞いたことが有りました。彼らは、祈りについての神学と方法論についての大学試験を合格することもできたでしょう。しかし、それが彼らの上に夜明けとなって訪れたのです。イエスの祈りの方法は当時の宗教的指導者たちの祈りとは違いました。イエスは、天の父から夜に耳にしたことを昼にしていたのです。

皆さんの多くはこう思っているかも知れません。私は祈ってみたけど、うまく行かなかった。私は何かについて祈ったことがあります。そして何も手に入れませんでした。イエスはそれとは違った祈りをしたのです。イエスは神の指示と指導を最初に待ち、そして神が祈りの中で語ったことだけを行ったのです。イエスは神の御国が来ることを待ち焦がれ、天に行われる通り地にも神の御心が成し遂げられることを待っていました。イエスの紙に対する答えは常に「私の意志ではなく、神の御心のままに」だったのです。

今この時、私たちの国と自分自身が現在置かれている状況のために、私たちができることが有ります。聞いてください! イエスが祈ったように祈りましょう。他人の為に祈りましょう。街のために祈りましょう。神へとつながることは、私たち自身では決してたどり着けないような場所へと私たちを導く可能性を秘めているのです。主よ、神の御国が来るための、そしてコロナウィルス、経済、政府、雇用、そして自分自身の家に関して神の御心が成るようにとの祈りを私たちに教えてください。

お分かりでしょう。自分が何もできない時に、自分ができることがあるのです。それはもしかしたら、2000年前の最初のシュロの聖日のように、自分の置かれた環境へと誇らしげに入っていくことになるかもしれないのです。

エド・デルフ/Ed Delph March 30, 2020, CCC

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