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故障という名前の車から学んだメンタルタフネスの教訓

  • Writer: Ed Delph
    Ed Delph
  • Aug 2, 2020
  • 7 min read

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先週、メンタルタフネスの必要性という概念を皆さんにお示ししました。メンタルタフネスについて、私の人生での経験を分かち合うことで、皆さんともう少し深く掘り下げさせてください。これは私の人生談であり、等身大の人生であり、私にどのようにメンタルタフネスがどう貢献してきたのかについての内訳であり、それは皆さんにもそうなりえることなのです。皆さんの一部が最初は受け止めるのに戸惑うかもしれない難解な用語を使うかもしれませんが、メッセージは大きな声で明確に伝わるかと思います。

皆さんに、昔私はゼロヨンのセミプロレーサーだったとお話したでしょうか? 私は二台のシボレーカマロに乗っていました。この二大の車それぞれで、国内記録を出しています。1972年冬のアリゾナ州フェニックスでの国内レースへの出場権をかけた選手権で、上位の部で優勝しかけたのです。フェニックス近郊のビーリンレース場とメル・ラーソンレース場で主にレースを走っており、上位の部で何度も優勝していました。私は数多くのトロフィーを手にしましたが、ガールフレンドの家においてもらっていました。良心に知られたくなかったのです。彼らは知っていたと思いますが。

そして私の小さな世界では、私の為していたことは、結構な達成感がありました。しかし、それはいつまでも続かなかったのです。お話ししましょう。私の最初の車は1967年式のシボレーカマロでした。それは私が願ってやまなかったような、レース仕様の車としては作られていませんでした。そこで、私の車は本格的なレーシングカー仕様に改造する必要がありました。そのために、サスペンション、タイヤ、エンジン、トランスミッション、駆動系統等々の山のような改造が必要でした。

私は、このようなことを、それまでやったことはありませんでした。当時、アリゾナ州立大学の四年生でした。幸運にも、熟練したレースカーエンジン製作者が私を数か月、無料で指導してくれました。それはすごい内容と手順でした。

遂には、車が完成しいよいよ動かせる状態になりました。私はエンジンをかけたときのことを覚えています。その音は素晴らしい響きでした。しかし、最初にエンジンをかけたときに私たちが気づいたのは、エンジンオイルの圧力が低く、エンジンにオイルが十分に回っていないということでした。私が買った時には素晴らしく精巧で高価なレーシング用オイルポンプは、ちゃんと動かず全てを台無しにしました。私たちはエンジンを車から降ろし、エンドンの内部を点検し、オイルポンプを交換しました。

より多くのお金を費やし、その問題が解決した後、私のはその車を違法にも公道でテスト走行しました。エンジンが燃え、5:57ディフェレンシャルリングとピニオンギアが壊れました。さらに一週間とより多くの予算が費やされました。ゼロヨンコースでの最初のレースの時、車のエンジンが更に速いスピードを出している時に、火を噴きました。原因は私のレースカーの為にカスタムした最新式の空気取り入れ口でした。空気取り入れ口からの空気の流れがキャブレターを正常に働かせなくなったのです。その習熟に至る過程を想像できるでしょう。さらに働き、更に時間を費やし、さらにお金をつぎ込んだのです。

しかし、お待ちください。まだあるのです。先ほどお話した私を指導してくれていた人が、そのゼロヨンコースでの別のレース後に、別のレースカーとの衝突事故を起こしたのです。私の車の左側のフロントパネルとフードを私たちは取り替えました。もはや一文無しだったので、スクラップ業者のところへと行き、交換用の部品を探す羽目になりました。ある時はエンジンのスロットルが開きっぱなしとなり、最高回転数で一分間以上も回り続けました。少なくとも、そのエンジンは爆発はしませんでした。私はまだまだこのような逸話を続けることもできますが、この程度にしておきます。何が言いたいか、メッセージは伝わったと思います。

この経験の中で最も最悪なものは、私たちがついにレースへと車を出せる状態になった後です。車はもはや、馬力がなく、チューンアップも不可能なほどでした。

このような状況を何か月も続け、私とその師匠は、その車の長い故障の歴史から、その車をマルファンクション(機能不全)と名づけることにしました。皆さんの思うことはわかります。「そこまでやるの! そのマルファンクションの気持ちを傷つけているぞ」

そして私は、何も変わらなければ何も変わらないということに気づきました。私は何かをしなけれはならないし、それは何か正しいことでなければならないのです。私は最後のお金をかき集め、新しいカムシャフトを買い、新しいエンジンのヘッダーを買いました。その夜、私は新しい部品を取り付け終えたのです。

一晩中働いた後、半分寝ぼけながら、私は一緒に苦労した兄弟と、苦労を共にしてくれたガールフレンドと共にゼロヨンレースの会場へと向かいました。エンジンをかけた時、エンジンの音が何か変でした。地面を揺らすほどに響き渡りました。何かよくわかりませんでしたが、マルファンクションはクラーク・ケントからスーパーマンへと変身したのです。

最初のレースは、その参加クラスでは国内記録に入りました。作り話ではありません。故障もありませんでした。ルール違反もありませんでした。純粋な喜びでした。その後の数週間、その車はどんどん強力になり、早くなりました。国内記録をわずか0.5秒下回るまでになりました。ゼロヨンレースの光輝く年でした。

それ以降、マルファンクションは故障しませんでした。マルファンクションは国内記録を打ち立て、レースで狂ったように勝ちまくり、壊れることもなく、私をより素晴らしいドライバーへと押し上げ、アリゾナ州立大学の21歳のクレージーなドライバーの夢を成就したのです。マルファンクションは私たち皆を驚かせました。この初期のころ、私はマルファンクションはもう二度とその名の通りの車にはならないと思いました。

私たちが実際の人生について多くの教訓を学ぶことができる一方で、何が大切なポイントでしょうか? 私の意見では、こうです。先ほどの当初の試練は私にメンタルタフネスの力を教えたのです。私はただそれに向かいました。私は父親に、このことが今まで経験した中で最も教育的な経験だったと話しました。一生懸命、扉をたたくという学びの場は、実際の学校よりもはるかに多くを教えるのです。私は1対1でメンタルタフネスを習いました。そのクラスでは、私はこれから来る実際の人生に対して備え、用意をすることを手にしました。神は、神が私のために既に用意していたことに、準備させたのです。そして、私は人生を通じてメンタルタフネスを使い続けたのです。

皆さんはこう思うかもしれません。エド、あなたの体験談は先進国の話でしょう。正しいと思います。多くの人々が私が体験してきたよりも、より意義深い体験をしているのです。その原理を理解しましょう。私たちは皆、メンタルタフネスを必要としているのであり、特に私が体験したようなマルファンクションよりも、はるかに大きなものに対面しているならそうです。

私は自分のマルファンクションを手にしました。皆さんのマルファンクションはどうでしょう? 皆さんの夢、今の必要、チャレンジで機能不全を続けているものは何でしょうか? おそらくは、神は皆さんに対してすでに用意していることに対して、備えさせようとしているのかもしれません。マルファンクションのように、自分の中にある可能性と、自分の中から引き出させるのを待っている何かは、自分の今後の人生に必要となるメンタルタフネスをしっかりと育てない限り、決してその存在を悟ることはないのです。

エド・デルフ/Ed Delph August 3, 2020, CCC


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