探していましたか? 見えましたか?

皆さん、探していましたか? 先週の木曜日と金曜日の夜に見えましたか? 皆さんは「何を探していたと?」とお思いでしょう。もちろん、クリスマスを探していたか?です。私は本物のクリスマスの事を言っているのです。時として、私たちは目に映っているけれど、見えていないのです。時として私たちは耳に聞こえていますが、聞いていないのです。昨今、私たちはイエスをチラリとみて、クリスマス飾りを見つめ、真のクリスマスを失っているのです。

E.B.Whiteはこう言っています。「このすべての包み紙を通してクリスマスを感じることは毎年、難しくなってきている。」年に一度、真のクリスマスは私たちの周りに再びやってきて、私たちの記憶を呼び覚まし、目を見開かせ、私たちには救い主が必要だったと思い起こさせるのです。私たちは今まで以上にその救い主が今、必要なのです。 ニュースを見てみてください。恐れと怒りでいっぱいになっている雰囲気を感じていませんか?

ある男が「イスラエルの復活」と自分が呼ぶものを探していました。彼の名前はシメオンです。主は彼に、救い主を見るまでは死なないと告げていました。私は彼が良い外見を持っていたかどうかは知りませんが、私はこういうことはできます。彼は確かに良く見ることはできていました。シメオンは気づいていました。彼の眼は大きく見開き、彼が救い主を見る時が近づいてきていることを理解していました。彼は、神の言葉から自分の目と耳をそらすのを拒んでいたのです。

定められた時が来ると、神の言葉はシメオンの世界に目に見える形となりました。シメオンは自分の救い主を見たのであり、それは彼が救い主を探していたからです。「主よ。今こそあなたは、あなたのしもべを、みことばどおり、安らかに去らせてくださいます。私の目があなたの御救いを見たからです。」(ルカ2:30) 彼はキリストを見たのです。キリストがクリスマスの理由なのです。見るための第一歩は探すことです。

聖書のクリスマスの経緯においては、エリザベスとザカリアは本物のクリスマスを探し求めていました。マリアとヨセフは本物のクリスマスを探し求めていました。羊飼いたちは本物のクリスマスを探し求めていました。三人の賢者は真のクリスマスを探し求めていました。シメオンは本物のクリスマスを探し求めていました。アンナは本物のクリスマスを探し求めていました。クリスマスは、もし自分が数多くの中からクリスマスを探し求めている場合にだけ、クリスマスのようなものを見つめることから始まるのです。

クリスマスの贈り物の美しさを見つめることは簡単です。光り輝く金の包み紙、ツリーの下、大きくて赤いリボンがしてあり、そこに自分の名前が書いているのです。クリスマスキャロルの音、ランチやディナーのにおい、仕事から数日間解放されることで、私たちが真のクリスマスを見誤ることになるのです。そのようなクリスマスは、光り輝き、キラキラし、見掛け倒しで、そして多分、浅くて中身がないのです。多くの人々はクリスマスの影を見ていますが、クリスマスの本質を失っているのです。彼らは、その目的と働きよりも外見を重視しているのです。イエスの誕生は車となり、クリスマスの喜びは運転手となり、その行きたいところに行き、見たいものだけを見てしまっているのです。

周りを見ましょう。たくさんのケチなスクルージやへそ曲がりのグリンチがおり、気取って外見を整えて、救い主をチラリと見た後は私たちに彼らをじっと見つめてほしいと思っているのです。それに乗ってしまうと、クリスマスをなくしてしまうのです。ヘロデ(市と州の政府)はクリスマスを逃してしまいました。マタイ2:3。祭司たち(宗教)はクリスマスを逃しました。マタイ2:4。学者(教育とメディア)はクリスマスを逃しました。マタイ2:4。宿の主人(ビジネス)はクリスマスを逃しました。ルカ2:7。ローマ帝国とアウグスツ・シーザー(国の政府)はクリスマスを逃しました。ルカ2:1。全エルサレム(大きな町の人々)はクリスマスを逃しました。マタイ2:3。ローマの兵士はクリスマスを逃しました。マタイ2:16。思い出してください。星をよく見るのです。

プレゼントの中身こそが贈り物の目的ではないでしょうか？しかし、それを見るには、自分の目が自分に向いていると難しいのです。最初のクリスマスは輝くラッピングと赤いリボンがありませんでした。その静かな夜には、イルミネーションもクリスマスキャロルもなかったのです。馬桶の中に布で包まれた赤ちゃんは、Patriots vs. the Seahawks.のNFLの試合のように盛り上がるような物ではなかったのです。なんとかして、ある人たちはプレゼントの外側を超えて良く見つめて、プレゼントの中身に真のクリスマスを見つけたのです。彼らは天に置いて包装された最高のプレゼントを見つけたのです。

クリスマスを探しているみなさん、最初のクリスマスはクリスマスだと認識されていませんでした。彼らは後で振り返って再認識することでクリスマスを認識したのです。再認識は認識をステロイドの連鎖で行うとです。以下に皆さんのための力強い教訓があります。「自分が再認識しないものは何であれ、ありがたいとは思わない。自分がありがたいと思わないものは何であれ、それを歓迎しない。自分が歓迎しないものは、最終的には自分の人生から離れていくのだ。」ヒント;自分が探し求めていないがゆえに、自分には見えていない何かがあり得るのです。そして、それは私たちが心から救い主を必要とすることの代償でもあり得るのです。

今年、本物のクリスマスを見つけた皆さん、ちょうどヨセフとマリアのように、もし神が皆さんを不自由にし、自分の定めである別の場所へと導いていく長い旅路に連れて行ったとしても決して驚かないでください。神が皆さんに見てほしいと願っているものを見せるために、どこかの場所へ皆さんを導く不思議な星が現れても、驚かないでください。もし三人の賢者が遠いところから、笑顔、祝福、贈り物をもって現れても驚かないでください。何故でしようか? 皆さんは、神が皆さんに見てほしいと思ったものを見たのであり、そこは神が皆さんにいてほしいと思った場所だからです。皆さんは、そうするべきなのです。

皆さんは先週、クリスマスを探し求めましたか? それを見つけましたか? まだ時間は続いています。それを再認識した時、クリスマスは霧、混沌、絶望感、混乱を突き抜けてくるのです。クリスマスは、解き明かしをもたらすのです。そして今日の社会では、解き明かしは貴重なのです。

エド・デルフ/Ed Delph December 28, 2020, CCC

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