愛のない時代に愛されて生きる

以下に皆さんのための思いがあります。愛は抑えられないほど愛されたいという抑えられない望みです。

聖書の中で最も影響力があり、全体像が垣間見える書簡は雅歌です。それは二人の実在の人物の実際の愛の話であり、ずいぶん昔の出来事です。一人は社会階層の底辺にいる日焼けした羊飼いの女性でした。彼女の人生と選択は彼女を打ちのめしました。彼女は自分の身に起きた最悪の出来事以外のすべてのことを手放さなければならなかったのです。

もう一人の人物はソロモンという名の王でした。彼は社会階層の頂点にいました。彼は世界が当時それまで経験した最も力強い王国のひとつの王として君臨していました。羊飼いの女が彼を見た時、彼女は彼の姿に圧倒されましたが、彼女の頭の中には、その王は決して自分の姿に圧倒されることはないと思っていました。ヒント;自分に語り掛けるときは気を付けましょう。自分が聞いているのです。

次に起きたことは、私たちのために永遠が記録され、神の本質と不思議を私たちが垣間見ることができるようにしたことです。

ソロモンは羊飼いの女性を見つめると、彼女に夢中になりました。彼は彼女の中に彼女自身が気づかないものを見つけたのでした。ソロモンが引き付けられたのは肉体的なものではありませんでした。彼女の経歴と年数はよくあるようなものでした。それでも、ソロモンは彼女の価値、本質、そして彼女は王女でないにもかかわらず潜在的な気高さを持っていることを見出したのです。彼は彼女を「それでも」愛しました。それが真の神の愛なのです。

ヘブル語の雅歌という言葉は世の中の愛のタイプよりはるかに多くのものを含む愛の型を飾っているのです。元の原語は情熱、引き付けられた、熱心な、望み、親しみ、切望する、不思議、傑出した、奔放な神聖さ、そして完全に満たされていることを意味するのです。それは彼女を無条件に愛し、日焼けして疲れ切った羊飼いの女性の価値、可能性、そして未来を目覚めさせたのです。彼の無条件の信仰、希望、そして愛が彼女の進行、希望、愛を目覚めさせたのです。その羊飼いは愛されるために生きることから、愛されていることから生きることへと変わったのです。そこには大きな違いがあるのです。

王の無条件の愛は羊飼いの女性の自分自身に対する思考を変えました。彼女は思いました。「私は醜い」彼は思いました。「あなたは美しい」彼女は思いました。「私には悪い過去がある」彼は思いました。「あなたには素晴らしい未来がある」彼女は思いました。「私は貧しい。財産もない。」彼は言いました。「あなたは富んでいる。あなたに金の飾り物を与えよう。」彼女は思いました。「私は身分の低い羊飼いの女です。」彼は思いました。「あなたは女王だ。」彼女は思いました。「私は罪でけがれています。」彼は思いました。「あなたは今や雪より白い」彼女は思いました。「私は家族から非難され、追放されました。」彼は思いました。「私の家族の中には非難というのはない」彼女は思いました。「私には価値はありません」彼は思いました。「あなたは尊い」彼女は思いました。「私の家は汚い野です」彼は思いました。「あなたの家は今や王の宮殿だ」彼女は思いました。「私は悪いもの」彼は思いました。「あなたは良いもの」

人が魂の繁栄に必要な四つの基本要素とは、存在意義、受け入れられているという感覚、合い、安心感なのです。多くの人は存在意義があるように生きるのであり、存在意義があるから生きるのではないのです。受け入れられるために生きるのであり、受け入れられているから生きるのではないのです。愛されるために生きるのであり、愛されているから生きるのではないのです。安心感を求めて生きるのであり、安心感から生きるのではないのです。それがこの羊飼いの女が王と会う前に生きていたところなのです。

その王との間の大きな変化をおこす出会いの後、彼女は存在意義、受け入れられているという気持ち、合い、安心感から生きるようになりました。そして今や彼女の魂は反映したのです。なぜ? 彼女が正しいIPアドレスを手にしたからです。ではIPとは何を意味するのでしょうか? それは自身の神から与えられたアイデンティティと目的から生きることであり、人間が創り出した偽のアイデンティティと目的のために生きるのではないのです。自分が自分の価値を知った時、皆さんは安売りをやめるのです。

この実際の人生の例が私や皆さんと関係があり、大半の人が関連性を持つことが理解できたでしょうか? その王はその王の馬から降り、羊飼いの女が立っていたところで会いました。そして彼は彼女を彼がいたところへ連れて行きました。それが神が私たちにすることです。神はその王なのです。羊飼いの女が私たちの型なのです。

聖書は神が最初に私たちを愛したから、愛することができると教えています。羊飼いの女とソロモン王のように、私たちは神による実際の価値、アデンティティ、値するものに目覚めるのであり、それは私たちが神に意図していたことを、神が私たちを目覚めさせることらよるのです。私たちはそのための価値はありません。私たちはそれを手に入れるために働くこともできません。私たちができることは、それを信じて、受け取るのであり、ちょうどそれは羊飼いの女がしたことなのです。

なぜ私たちは神が自分を愛していることを知る必要があるのでしょうか? 牧師のMike Bickelはこう言っています。「私たちは、神が私たちに持っていると理解する以上に神に対する影響や情熱を持つことはできない。それと同様に、私たちは、神が私たちに約束していると理解する以上に、私たちは神に対して約束はできない。」いかがでしょうか?

皆さんは神に対する物質的側面をご存知ですか? Mark Twainは神の物質的側面をこの母性について書いた文章の中でとらえています。

「母であることは『子供を世の中に産み出すこと』ではない。むしろ、彼らの計り知れない価値、自身の本当の重要な価値、完璧な人生という不可能なことが大きくは迷信であり、徹底的に人の冷たい行動は決して神の温かい心を代表するものではないという断固とした確信を『子どもの中に日々産み出すこと』に尽きる。これらのことを渇いた子どもの魂の中の最も深いところに産み出す絶え間ない行動が、女性を母にするのだ。あなたの腕の中に抱く子供は、自分が見ていない未来への贈り物なのだ。」

ソロモン王は羊飼いの女性(そして私たち)の中に神の物質的側面を産み出したのです。これが私たちがこの愛のない時代を生きる方法なのです。

エド・デルフ/Ed Delph/July 25, 2022/CCC

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