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少なくとも私たちにとって最も思い出深い感謝祭

  • Writer: Ed Delph
    Ed Delph
  • Nov 23, 2019
  • 5 min read


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そうです、今、私たちは休暇の季節に入ろうとしています。アメリカでは、最初の休日は感謝祭です。感謝祭とは、ピルグリムの移民たちが、その最初の収穫を神に感謝した日です。それは散らばっている家族がアメリカ中から集まり、感謝祭の食事をする日なのです。それは覚えておくべき日であり、神に家族と国を感謝する日なのです。私が小さかった頃に起きた特別な感謝祭の日の事を皆さんに紹介させてください。

時は1962年のアリゾナ州フェニックスに遡ります。私は15歳でした。恐竜やミニカーがまだ地の上で唸っていました。ここフェニックスのムーンマウンテンの上に我が家が新しく建てられて最初の感謝祭の事でした。私たちの家族での感謝祭とは大きな行事でした。デルフ家の多くが、私の母と親戚たちによって準備された感謝祭の七面鳥の食事を共に分かち合うのです。叔母、伯父、祖父母、数多くの従弟、兄弟、両親がそこに居ました。そして私たちの家族のマスコットであるお気に入りの犬、ソクラテスもそこにいたのです。

ソクラテスは大きな標準のダックスフンドであり、ホットドッグほどのサイズに小さく繁殖させた種類の最初の種です。彼の背の低い体形はムーンマウンテンの大きな岩に随分とてこずらされるものでした。彼は胴巻が必要だったのです。しかし、私が覚えている彼の最大の特徴は食欲でした。この犬は食べるために生まれたようなものでした。かれは殆ど何でも食べました。私の兄、妹、そして私はその犬がどれだけ食べることができるか、何度か試してみたものであり、オレンジの皮、オリーブ、グレープその他、何かキッチンカウンターにあるものなら何でも与えてみました。彼は全てのテストを合格し、旗を振って勝ち誇りました。

その感謝祭の食事が終わった時、皆がリビングルームに集まり、裏庭でフットボールを遊んだり、テレビでアメリカンフットボールを見たりしました。キッチンには誰もいませんでした。腹ペコの犬にとっては、ステルス戦闘機モードになる完璧な条件がそろっていました。どうやったのか、ソクラテスはキッチンカウンターの高さを登り、24ポンドあったはずの七面鳥の塊を口にくわえたのです。ソクラテスは一度かじりついたのではなく、その七面鳥を愛おしく抱きしめたのであり、その意味をご推測ください。

このお話の結末をお話しする前に、ソクラテスがこの栄光の感謝祭の日をどう考えていたか想像してみましょう。「私はこの日が何かを知っている。これは感謝祭だ。私の家族は、私がこんな良い犬であることを私に感謝しているのだ! 私が追いかけた泥棒の件、そしてその時、腹にサボテンの棘がたくさん刺さりながらも追いかけたことをだ。彼らは私がどうやってこの三人の子どもたちを育てたかについても感謝しているのだ。彼らは、晩御飯を食べ終えたわけだから、自分の分が今ここにある。これは私の報酬だ。これは私の感謝祭でもあるのだ。その七面鳥には金色がついており、私は感謝で一杯だ。私はずっと昔のピルグリムたちにとても感謝している。」私が記憶している限り、彼は感謝祭の祈りを待っていたのです。

「 よし、自分の感謝祭の食事を安全に食べることのできる場所に行こう。キッチンから最も遠い下の階の廊下の突き当りのベッドルームが一番安全だ。この台所の奇跡をエドのベッドの下で食べよう。急いだほうがいいな。この愛おしい丸焼きからにじみ出で来る汁を一滴たりとも無駄にしたくない。なんという感謝祭! なんという報酬!オレは、とってもとってもとっても、この畜生、感謝だぜ!」

そうです。良く言われるように、全ての良いことには終わりがあるのです。ソクラテスは私のベッドの下で発見されました。私たちがしたことと言えば、我が家で一番長い廊下に敷いてあった母が買った真新しい白いカーペットの上に残された肉汁の後を追うことだけでした。ソクラテスは、自分の感謝祭の報酬を手放すまいとしてすさまじい努力をしました。彼は戦いました。記憶にある限り、その犬が父にかみついたのはその一度だけでした。その時、七面鳥の丸焼きは主人との関係よりも非常に大切な優先順位を持つものになっていたのです。そして最後にはソクラテスは感謝祭の七面鳥を失ったのです。

数日後、全ては通常に戻りました。ソクラテスはスキッピーのドッグフードを再び食べていました。カーペットはクリーニングされました。父とソクラテスはペットの関係に戻りました。しかしその感謝祭の最も大切なことは、その思い出です。もはや今ここにはない家族、友達などの思い出です。当時の感謝祭の思い出は、現在ほど複雑ではありませんでした。愛と成長の記憶です。そしてソクラテスという名前のおーはーウエイト気味で、ちっょと大きなサイズの犬、そしてボロボロになってしまった七面鳥の丸焼きです。

この感謝祭の休暇は自分が持っていないものに焦点を当てましょう。自分が持っているものに焦点を当てて、感謝しましょう。つまり、それがピルグリムたちが為したことなのです。第一テサロニケの手紙5:18にはこう書いています。「すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」決してこのように言うような批判的な人にならないでください。「今日という日は自分の人生の中で初めて迎える日だが、実は昨日もそうだったのであり、それをどれだけメチャクチャなものにしたか見てみろ。」Arthur Rubinsteinはこう言っています。「もし自分が人生を愛するなら、人生はあなたを愛し、あなたへ感謝が返ってくる。」それが感謝祭の態度というものなのです。

ところで先ほどの1962年の感謝祭の夕方にソクラテスが眠りにつく時、彼はこう思っていたと確信します。「さてクリスマスには何を手に入れようかな。」

エド・デルフ/Ed Delph November 25, 2019. CCC

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