全焼のいけにえ
- yoichi

- May 22, 2020
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11:31 私がアモン人のところから無事に帰って来たとき、私の家の戸口から私を迎えに出て来る、その者を【主】のものといたします。私はその者を全焼のいけにえとしてささげます。」
「全焼のいけにえ」
o-law', o-law' Feminine active participle of H5927; a step or (collectively stairs, as ascending); usually a holocaust (as going up in smoke):—ascent, burnt offering (sacrifice), go up to. See also H5766.
階段、はしご、上にのぼっていく、煙り、全焼のいけにえ
「全焼の」という意味が「階段、はしご」であれば次の聖句も意味が分かる。
創 28:12 そのうちに、彼は夢を見た。見よ。一つのはしごが地に向けて立てられている。その頂は天に届き、見よ、神の使いたちが、そのはしごを上り下りしている。
士師記11:31「私はその者を全焼のいけにえとしてささげます。」の部分は元のヘブル語で解釈すると
והיה ליהוה והעליתיהו עולה vehayah layhovah, vehaalithihu olah;
「私はこれを主へ使えるものとして任命する、或いはそれを全焼のいけにえとする。」「もしそれが全焼のいけにえにふさわしいものなら、全焼のいけにえとし、聖職にふさわしいものなら聖職に任命する」
の意味。
この言葉の区切りを間違えると(一文字アレフを誤記等)すると文法的に「全焼のいけにえ」が「任命する」を意味する単語の動作の対象ではなく、自分が実行する行為となり、「全焼のいけにえ」は自分が捧げるものとの意味と変化してしまう。つまり「私はその者を全焼のいけにえとしてささげます。」と誤訳になる。
エフタは決して娘をバーベキューにしたのではない。

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