何かが黙って通り過ぎるなら、そうさせましょう
- Ed Delph

- Jan 1, 2022
- 5 min read
はい、あけましておめでとうございます。皆さんは世界中の人々が見逃しているこの質問について耳にしたことがありますか? 「振り返って、2016年、自分は五年後にどうなっているか、どう思い描いていましたか?」よく言ったものです。
Vern McLellanは私たちに新年を迎えるにあたり素晴らしい言葉を与えています。「新年が自身にもたらすものは、自分が新年に何をもたらすかによる」これはとても良い言葉です。
私たちが2022年に旅立つところで、正しい時に正しい言葉をどうやって語るかを学び、自身の人生をなるべく波風立てず、より生産的にする方法を考えてみましょう。自分たちの為になる言葉を語るのであり、自分に波風立ててくるような言葉を語らないようにするのです。
このお話を気に入っていただけると思います。これは如何に言葉が私たちを建て上げ、或いは破壊するかを描き出したものであり、私たちに帰ってきて付きまとう何かをしてしまった時でもそうなのです。読んでみてください。
Jackは自身の会社のグランドオープニングパーティーに参加した後のひどい二日酔いと共に目が覚めた。Jackはいつもは酒飲みではないが、その飲み物はアルコールのような味がしなかった。彼はパーティーから家にどうやって帰ってきたかも覚えておらず、誰が送ってくれたかも記憶になかった。彼が気にすれば気にするほど、何かをしでかしていなかったか気になり始めた。
彼は目を必死で開けた。彼が最初に目にしたのは、サイドテーブルにあるグラスの横に置かれていた二つのアスピリンのカプセルだった。そのアスピリンの横には赤いバラがあった。Jackはベッドから起き上がって座り、自分の目の前に置かれていた服を見た。全てクリーニングされ、たたまれていた。室内を見渡し、全てが整理整頓され、一点の曇りもなく清掃されていた。家の中、全てがそうなっていた。
彼はアスピリンを飲み、バスルームの鏡を見ると大きな痣が目の周りにできているのが見えたので縮み上がった。そして彼は鏡の隅にぶら下げられたメモに気づいた。それは彼の妻が書いた赤いハートと口紅のキスマークが添えられていた。そのメッセージにはこう書かれていた。「朝食はオーブンの中よ。今夜、あなたの好きな料理を作るために早めに食料品店に行ってくるわ。愛してるわ。愛をこめて、Jillian」
彼は驚いてキッチンに行くと、確かに、温かいコーヒーと共に温かい朝食があり、朝刊も添えられていた。息子がテーブルのところに来た。『息子よ、昨夜何かあった?』『いい、午前3時に酔っぱらって正気を失って家に帰ってきたの。コーヒーテーブルの上に転んで倒れて壊してしまって、そして廊下で吐いてしまい、部屋のドアのところに走って行って、その目の周りの痣を作ったんだ。』
混乱した。Jackは息子に聞いた。『では、なぜ全てがこんなに整理されていて、きれいなんだい?私のところにはバラがあり、朝食は自分の為に用意されていた。』彼の息子は答えた。『あ、あれだ! ママがパパをベッドルームに引きずっていき、ズボンを脱がそうとしたとき、パパが叫んだんだ。「離れてください。私は結婚している身なんです。」』
さて、このお話を要約しましょう。壊れたコーヒーテーブル 400ドル。温かい朝食 7.20ドル、アスピリン二錠 0.38ドル、正しいことを正しい時に言うことは、値を付けられないのです。
このお話でお気を悪くされませんように。Jackのしたことには言い訳は通用しません。しかし、この出来事には私たちが考えるべきことを示しているのです。正しいことを正しい時に言うことは、値がつけられないのです。正しいことを正しい時に言うことは、賢いことでもあります。
Dorothy Fanny Nevill女史はこう言いました。「真の芸術的な会話とは、正しいことを正しい場所で言うだけではなく、誘惑にかられたときに悪いことを言わないことである。」アメリカの人生相談欄のコラムニスト、Ann Landersはこう観察していました。「早口で話すことのトラブルとは、自分が考えていない何かを言ってしまうことだ。」私はその経験があり、それをしてしまい、Tシャツをもらいました。
いつもながら聖書はこの問題について最も良い知恵を含んでいます。「時宜にかなって語られることばは、銀の彫り物にはめられた金のりんごのようだ。」(箴言25:11)
語ることについての次の言葉、思い、知恵を考えてみましょう。「数か国語を話すことが出来る能力は財産、しかし自分の口を全ての言語で閉じることは値を付けられない。」「一人の賢人が以前、何も言わなかったことがある。」クリスチャンの世界では偉大な言葉があります。「異言で語ることは聖霊の賜物。自分の舌を抑えることは、聖霊の実。」
Warren Buffet氏は言葉に影響されることについて、素晴らしい考えを持っています。「自分に言われたすべてのことに対して、いちいち感情的な反応をしていたら、ずっと苦しみ続けることになる。真の力とは、黙って座り、ものごとを理屈で観察することだ。真の力は慎みだ。もし言われた言葉が自分を支配するなら、それは他の全ての人が自分を支配できることを意味する。だから、深呼吸して、ものごとを通り過ぎることを黙って許容するのだ。」昨今、ニュースで最も真実を言うのは、天気予報コーナーの担当者だけになるなら、恐ろしいことです。
コロナがどうなろうが、より良い2022年が欲しいですか? 自分の人生、自分の言葉において、ルーズではなくしっかりとしましょう。弱いのではなく、親切にありましょう。おじけづくのではなく、へりくだりましょう。傲慢ではなく誇りを持ちましょう。
言い換えるなら、何かが黙って通り過ぎるなら、そうさせましょう。
エド・デルフ/Ed Delph January 3. 2022 CCC
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