今までの人生でクリスマスについて学んだことよりも多くを学ぶ
- Ed Delph

- Dec 14, 2019
- 5 min read

Guideposts Christmas Treasury誌の1972年版に掲載されていたクリスマスについての実話があります。このお話は最高のプレゼントは天国で梱包されているものだと教えるものです。
Jack Smith氏は所属している教会のリーダーたちに、教会のクリスマス社会奉仕活動の一つにボランティアとしての参加を打診されました。彼は貧しい家庭の二人の男の子をクリスマスイブの買い物に連れていく担当になりました。9歳のトミーと弟の7歳のビリーは、Jackがその子たちを迎えに行った時に非常に喜びました。その子たちは、彼を朝からとても興奮して待っていたのです。何故でしょうか? 彼らの父親は仕事で家にいなかったのですが、彼らには計画がありました。
Jackは彼らに教会から割り当てられた金額である一人4ドルをそれぞれ渡しました。Jackが彼らを連れて行った最初の場所はおもちゃ屋さんでした。トミーとビリーは全く関心がなさそうでした。Jackはいくつかのおもちゃを見せましたが、彼らは単に首を横に振るだけでした。ホビーショップにも連れて行きましたが、同じでした。そしてキャンディー屋さん、スポーツ店と行きましたが同じでした。
トミーとビリーはお互いに小声で話し合い、彼らが持っていた小さな茶色のラッピングペーパーを道目ましたが、何一つとしてこの子達の心にかなうものはありませんでした。ついにJackは尋ねました。「僕たち、次はどこに行きたいかな?」彼らの顔は輝きました。「おじさん、靴屋さんに連れて行ってくれませんか?」トミーはお願いしました。「僕たちは、お父さんが仕事に行けるように靴を一側ほしいんです。」
靴屋の中に入ると、店員が子どもたちに何が欲しいか尋ねました。先ほどの茶色の紙を開いて見せてこう言いました。「この足に合う靴が一足ほしいんです。」ビリーは言いました。彼は茶色の紙にクレヨンで書かれた足の形は、父親の足の形だと説明しました。彼らは、父親が椅子の上で眠っている間に、それを書いたのです。
店員は足型の寸法を図りました。その絵の形に合う靴を見せて、「これでどうだい?」と尋ねました。少年たちは喜びました。大きな笑顔と共に、ビリーとトミーはその靴を喜んで手にしました。しかし、トミーは靴の値段を見ました。「ああ、ダメだ!。この靴は16ドル95セントだ。僕らは8ドルしか持ってない。」
店員は咳ばらいをしてこう言いました。「よろしいでしょうか? それは通常の価格です。しかしラッキーですよ。今日は3ドル98セントでその靴がセールなのです。」彼らの父親の新しい靴を幸せそうに手にして、さらに残ったお金で、トミーとビリーは母親と二人の妹にプレゼントも買いました。彼らは自分の事は少しも考えなかったのです。
クリスマスの次の日、Jack Smithはビリーとトミーの父親が街で仕事探しをしているのを見かけました。彼は新しい靴を履き、目は希望で輝いていました。父親はJackにこう話しかけました。「あなたのような人を気にかける人がいることを、私は神に感謝します。」Jackは答えました。「私はあなたの二人の子どものことを神に感謝します。あの子たちは、私が今までの人生でクリスマスに学んだことよりも、はるかに大きなことを一日で私に教えてくれました。」
靴屋の温かいご主人、ビリーととトミー、そしてJack Smithのようなタイプの世界は、Santa Babyの向こう側のJoy to the World the Lord Has Comeへと連れて行ってくれるのです。このような人たちはどこにでもいるのですが、彼らはステルスのようなのです。彼らは静かに奉仕しているのです。彼らは他の人々がしたがらない奉仕をしているのです。かれらはたくさんいるのです。クリスマスの真の精神に捕らわれた人々がいれば、何の写真をアップロードするかとか、自撮りとか、「見え方、見せ方」などは必要ないのです。自己中心的な美徳を表に出すことはないのです。彼らは手に入れるために与えたのではないのです。彼らは与えるために与えたのです。
私はこの例が普通の話ではないことに気づいています。全ての星が、素晴らしい結末の為に時を同じくして一つに並んだのです。人々を気に掛ける教会。教会の男で人を大切にするJack Smith。父親の事を気にかけ、大切にし、二人で並んで団結した男の子たち。その少年たちと共に、その父親の為に靴の費用という重荷を気にかけ、大切にし、共に並んで背負った靴屋の主人。一人の男の重荷を背負うのに四人の人が必要だったのです。そうです。それは普通の事ではないのです。その代償は時として大きいのですが、しかし、その報いは更にもっと大きいものなのです。
考えてみましょう。2000年前の馬小屋でこのことは起きたのです。信じられない瞬間を生み出すために、時を同じくして動いた星々。最初のクリスマスイブを創り出すために、関わった人を気にかけ大切にし、愛する天と地の全ての登場人物たち。
天の御使いのガブリエルは地に降りてきて、マリアに母親になると告げました。マリアは、未婚の女が石打ちに会う時代という苦境に挑みました。ヨセフは神が何か素晴らしい大きなことを準備しているという事実を受け入れ、神を信頼しました。神は天地創造において創られた生物学的規則を全て打ち破り、処女懐胎ということを成し遂げました。イエスは自分を低くし、赤子となり、女性から生まれた神となり、ホリデーインが閉まっていたため馬小屋で生まれたのです。
どうしてこれらのプレイヤー達が一緒に動いたのでしょうか? 神は神が与えたものをとても愛していたからです。神は「罪とエラーで身動きが取れなくなっていた」世の中の為に天と地を動かしたのです。トミーとビリーの父親のように、当時の世の中は失業中であり、仕事に復帰するための新しい靴を必要としていました。今日も同じなのです。私たちには救い主が必要です。神が私たちに救い主を与えたからこそ、私たちには救い主があるのです。「ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。」(イザヤ書9:6)
休暇の季節の感覚が私は好きなのですが、今年のクリスマスでは、クリスマスのメッセージを忘れないようにしましょう。このような時代においては、全ての瞬間において、クリスマスが起きているのです。自分の中に、それを起こし、そして自分を通して他人に起こしましょう。
エド・デルフ/Ed Delph December 16, 2019 CCC
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