上向きの情熱は内側のもの
- Ed Delph

- May 15, 2021
- 5 min read

Bill Johnson 牧師による次の言葉を考えましょう。私たちが規律をもって生きる時、私たちは称賛される。私たちが情熱をもって生きる時、影響力を持つ。情熱と規律の両方は良いものである。情熱は到達すべき目標を生み出し、到達すべき目標はそこに向かう機運に火をつける。機運は思いを形にする。
今回のお話では、 欲望としての情熱を語っているのではありません。自分の良きことと地域社会の良きことに用いることができるような情熱について語っているのです。最近私たちが良く耳にする「どうでもいいや」的な態度から抜け出しましょう。影響力があり、建設的であり、神によって力づけられた情熱をもって、私たちは目覚め、奮い立ち、身を整え、陰々滅滅とした現状に挑戦するのです。「Stir me...surprise me...inspire me...include me...stretch me...convict me...save me...irritate me...challenge me...comfort me...ignite me...thrill me...move me...anger me...educate me...lift me...center me...scare me...involve me! Just don't leave me the way you found me when I walked through those doors.(私を目覚めさせて。驚かせて。鼓舞して。仲間に入れて。私を引き延ばして。確信させて。救って。じらして。安心させて。私を燃え上がらせて。スリルを感じさせて。感動させて。怒らせて。教育して。引き上げて。センターに立たせて。怖がらせて。私を必要として! 私がこの扉を入った時と同じような私にしておかないで。)」
ここには「どうでもいいや」と言う考えは見当たりません。そしてそれは「支配してくれ」と言うのとは違う、誰かが刺激してくれ、という意味なのです。
秘訣を知りたいですか? 私たちが情熱をもって生きる時、私たちは影響力を持つのです。情熱は規律や自分の人生の中の「どうでもいいや」的な状況から抜け出そうとする動機を与えるのです。情熱は私たちを上向きスパイラルに置くのです。情熱は行動を生み出し、行動は機運となり、それは期待もしていなかったチャンスを生み出すのです。
Ben Nicholasは知恵をもってこう言いました。「人生の大半はルーチンだ。退屈で泥臭いものだ。しかし、ルーチンは人が前に進み続けるための慣性力を生み出す。もしインスピレーションを待っているなら、パレードが1マイルも先に進んだ後で街角に立ち続けていることになる。」インスピレーションは私たちの外から来るのです。情熱は私たちの内側から来るものです。情熱はパワフルで長く続くものなのです。インスピレーションはほんの短い間だけ続くのです。インスピレーションは私たちをシュガーハイ(糖分による一時的な興奮状態)にするのですが、その後はシュガーローになるのです。情熱は継続的であり、環境や不幸によって左右されることはないのです。
情熱とは何でしょうか? 情熱は「耐えること、苦痛ではない、何かを得ることではない。何かの代償を必要とする」ものです。みなさんはイエスが十字架の上でなしたような、長い期間をかけてする目標を喜んで誓うでしょうか?
神と人々とに情熱を同時に持った人物が聖書にいます。この言葉を見てください。「この男は、まるでペストのような存在で、世界中のユダヤ人の間に騒ぎを起こしている者であり、ナザレ人という一派の首領でございます。」(使徒24:5)
この聖句の男は使徒パウロです。パウロは神により与えられた建設的な情熱を持ち、それが人々をより良くするか、或いは苦い思いをさせることになりました。彼はものごとをかきまぜたのです。パウロはクリスチャン「ウィルス」であり、人々を同化作用から異化作用へと変化させたのです。もし私たちがパウロと出会ったなら、以前とは同じではいられなかったでしょう。彼は神を全ての等式の中に持ち込むペストのような男だったのです。彼の情熱は普通の人々を、全ての人々の益のために超越的になり、超越的な行動をするように動機づけたのです。
お分かりでしょう。私たちは体の白血球のようなものなのです。白血球は肉体の中で病原菌と戦います。もし病原菌に冒された体の白血球がこう言ったらどうなるでしょう?「なんでもいいや」 何かの病原菌が何のチェックもなく侵入してくるのをパウロは横で黙って座って見ていることができなかったのです。これが私たちが神によって定められたなすべきこと---よりよく物事を変える---なのです。
情熱に火が付くことについての知恵ある言葉がもう少しあります。「私がものごとを見れば見るほど、人生に大きな影響を及ぼすための行動をスタートをしようという気持ちは、人生で最も小さなものだったと確信した。」「現場に出てみよ。会議で立ち上がって見よ。クラスで手を挙げよ。柵を乗り越えよ。演台に上がれ。最初の質問をせよ。リスクを取れ。始めよ。何かに貢献せよ。」
いかがでしょうか? 不道徳なものや堕落したものではなく、真実で、純粋で、良い何かについての情熱を手にしましょう。自分が最後に世界の一番であるかどうかは、関係ないのです。多くの場合、自分がそこにそれを持ち込むことに比べたら、自分が持ち込むものそのものの価値などは、ほとんど重要ではないのです。常に継続して始めている人は何かを常に達成し続けている人なのです。
私たちは、園で眠りに落ちたペテロでしょうか? 或いは園から先へ進み世界を変えたイエスでしょうか? 多くの場合、それは情熱によるのです。COVIDと自宅への引きこもりによって、自分の情熱を消さないようにしましょう。情熱は自分を前に進ませ、自分が追い求めているもののゴールに達するまで前に進ませ続けるものなのです。神の情熱は私たちの中にあり、自分は単にそれを解き放ち、そして成長させるだけなのです。
一言でいえば、情熱はゴールで始まり、始めたものを終わらせるのです。
エド・デルフ/Ed Delph April 12, 2021 CCC
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