コロナウィルスでパニックになっていませんか? 計画的な攻略をしましょう
- Ed Delph

- Mar 15, 2020
- 6 min read

コロナウィルスは地球全体で多くの人々をパニックに巻き込んでいます – 現実です。この文章を書いている今時点で、世界で100,000人以上の人が感染しました – 事実です。68,000人以上が回復しました – 事実です。3,000人ほどがウィルスにより死亡しました – 事実です。誰がコロナウィルスの主な犠牲者でしょうか? 70歳以上の人、そして以前から呼吸器疾患のある人、あるいは免疫障害のある人です – 事実です。この基準から外れると、死亡率は大きく下がるのです – 事実です。
他の病気による死者数はコロナウィルスよりもはるかに多いのですが、ある理由によりこれらの病気は現在起きているような大衆のパニックを引き起こさないのです。
コロナウィルスは今目の前に存在しているかもしれません。私たちが今ねそれに対して為すこと、そしてどうやって感情的にそれに対処するかが、この先の状況と私たちの将来、そしてさらに次の世代にも影響するのです。考えてみましょう。私たちが今していることは、良い将来遺産になることなのか、悪い将来遺産になることなのか。
Abdu Sharkawy博士による記事を紹介させてください。私の意見では、私が今まで読んだ中で、一番初めに目にしたコロナウィルスに対する全体像を知的に分析したものです。博士はカナダのトロント大学の感染症専門家です。彼はInsideSource(https://www.insidesources.com/coronavirus-mass-panic-may-be-worse-than-virus-itself-2/)を通じてこの記事を配布するようにしました。博士がこれを書いたことは政治家たちも確認しています。
「私はセー感染症専門家の医師です。この分野に20年以上携わり、日々患者を診ています。私は都市部の病院や、アフリカの最貧地域のスラムの病院でも働きました。HIV-AIDS, 肝炎, TB, SARS, 麻疹, 帯状疱疹, 百日咳, ジフテリア等々。自分の専門分野で関わらなかった病気は殆どないと言っていいくらいです。有名なSARSを除いて、ほとんどは我々に対する危険性、圧倒されたり完全な恐怖に包まれたことはありません。
私はCOVID-19がそれほど怖いとは思いません。新種のウィルスが世界中に広がり、新しい土地で根付きつつあることの影響を懸念はしています。私は沈着に、老年で健康的に弱い人や、社会的立場の弱い人たち等、この病に最も集中的に危険にさらされる人々が、新しい疫病の手によって、安定した生活が脅かされることを最も懸念しております。しかし私はCOVID-19自体は恐れてはいません。
私が最も恐れているのは、人々が理性を失い、恐れの波が社会の大多数を襲い、パニックのスパイラルに呪縛され、黙示録後の世界に備えた核シェルターを十分に満杯にさせるほどの常識を外れた量の買いだめが誘発されることです。私はN95マスクが、最前線でそれを実際に必要としている病院や救急病棟から次々と盗まれ、空港、ショッピングモール、コーヒー店で人々が身に着け、買い占め、さらには他人に対する疑いや恐怖心が広がっていることに懸念を感じています。
私は更に私たちの病院が、「多分コロナウイルスではないと思うけれども、良くわからないから、とりあえず検査してもらおう」という人々が押しかけてくる事態を最も恐れています。一方で押しかけてきた人々が救急窓口にあふれ、その人々の対処を看護婦や医師がしなければならないが故に、心臓病、肺気腫、肺炎、脳卒中の人々が高い代償を支払うことになることを懸念しています。
私は旅行制限が過度な状態になり、結婚式がキャンセルされ、卒業式がなくなり、家族の再会が実現できなくなることに恐怖を感じています。さらにはオリンピックという大きな集まりさえもが中止されようとしています。想像できますか? 私はそのような恐れの蔓延が貿易を制約し、社会のあちこちの分野やビジネスの世界で人間関係を破壊し、世界の景気後退に綱買っていくことに恐怖を感じているのです。
そして最大なのは、私たちが脅威に直面した時について、私たちは子どもたちにどのようなメッセージを伝えればよいのでしょうか? 理性、合理性、広く寛容な心、他人を思いやる心に代えて、私たちは子どもたちにパニック、恐れで満ちる事、疑うこと、すぐに感情的に対応し、自己中心的であることを伝えてしまっているのではないでしょうか?
COVID-19はどこも終焉が見えません。それは都市、病院、友人、家族のだれかでさえも、いつかは感染することになるのです。それは覚悟しなければならないのです。これ以上、何かに脅かされるのを指をくわえて待っているのを止めましょう。事実はそのウィルス自体は、それに感染したとしても対して危害を加えないのです。しかし、自分自身の行動と、「他人の誰よりも優先して自分を戦い守る」という態度は破滅的な結果をもたらします。
私は皆さんに要請します。理性をもって恐れを、忍耐をもってパニックを、真の教育をもって不確かな情報を落ち着かせてください。
私たちの社会の中に無制限に伝染病が広がることを抑え、健康衛生をどうすべきかについて、これから学ぶべき重要なことが数多くあるのです。この困難に対して、他人への思いやり、忍耐、そして何よりも、憶測、推測そして破滅行為に対抗するための真実、事実、そして知識を追い求める絶え間ない努力をもって臨みましょう。
恐れではなく、事実。きれいな手。心を開くこと。子どもたちはそれに感謝します。」
少し静まりましょう。これは世の終わりではありません。そのような振る舞いを止めましょう。賢く備え、ヒステリックにならないようにしましょう。恐れで満たされないようにしましょう。頭を使い、感情で動かないようにするのです。賢い人々がこれに対処するために働いています。神が支配しています。すぐに結果を期待しないようにしましょう。困難に立ち向かい、静かに、信念を持ち、まるでこの国の祖先たちのように。彼らの残した遺産を守りましょう。
この恐れはどこから来るのでしょうか? 皆さんはF.E.A.R.は何の略か知っていますか? False Evidence Appearing Real(偽の証拠を本物のように見せびらかすこと)です。過度に扇動的な意見によって恐れを抱かされ、猛進している牛の群れに加わらないようにしましょう。私たちが恐れるべき唯一のものは、恐れそのものです。神は私たちに恐れの霊を与えていないのです。誰かか、何かがそれを与えたのです。
James Clearはこう述べています。「あなたの行動は思考の結果だ。あなたの思考は、自分が何に執着していたかの結果だ。そしてこの現代にあっては、自分が執着するものとは、大きくは自分がソーシャルメディアの情報の群れの中から何を選び、選り抜き選び取っているかの結果なのだ。より良いインプットを選びなさい。そうすれば、より良いアウトプットが手に入る。」
以下に最も悲劇なことが有ります。皆さんは自分の頭を使い、静かに落ち着き考えていた人が、そこから他の場所に逃げ出すとき、そこにはより恐ろしいものが彼らの到着を待っていることになってしまうものなのです。
エド・デルフ/Ed Delph March 16, 2020, CCC
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